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絶景の海を堪能! 道南いさりび鉄道の旅

こんにちは、ヒロです。

 

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今回は北海道南部のローカル線、道南いさりび鉄道について

紹介します。

 

函館には2日間旅行で行きましたが、1日で函館市内の主要な観光地を回ってしまったため、2日目にやることがなくて思いつきで乗りましたが、沿線の観光地や車窓が

期待以上で、満足でした。

 

今回は、自分が観光したルートに従って沿線の観光地を紹介したいと思います!

 

 

道南いさりび鉄道とは?

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道南いさりび鉄道は、北海道南部、函館市五稜郭駅から北斗市を経由して、北海道新幹線と接続する木古内駅までを結ぶローカル線です。

 

元々はJR江差線として青森と函館を青函トンネル経由で結ぶ特急が通る路線でしたが、北海道新幹線が開業したことによりJRから経営分離された路線です。

 

 

上記の路線図を見てわかるように、北海道南部の海沿いを走っており、津軽海峡や、晴れているときには反対側の青森県を見ることができ、海岸線の景色が非常に美しいのが

特徴です。

 

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このような海岸線の形式が続き、初めて乗車した際には車窓がきれいで思わずハッとしてしまいました。('◇')ゞ

 

 

観光の際には、たったの700円で1日乗り放題の「いさりび1日きっぷ」

を使用しました。主要駅で購入できるほか、スマホアプリ、「Dohna!」

を使えばどこにいても購入できます。

 

ちなみに私は五稜郭駅売店で紙の乗車券を購入しました。

下に、概要リンクを張っておきます。

いさりび1日きっぷ | 道南いさりび鉄道株式会社 (shr-isaribi.jp)

 

〇観光ルート紹介&見どころ紹介

 

朝、ホテルを出発し、五稜郭駅から旅がスタートしました。

私は以下のような工程で観光をしました。函館市街から

観光するのには一番効率的ではないかと思うルートなので、

皆さんに紹介します。

 

10:39 木古内駅

  ↓ 列車

11:26 泉沢駅

  ↓ 徒歩 7分

昼食@セイコーマート泉沢店         ※列車移動は青文字、徒歩移動は黒

  ↓ 徒歩 徒歩20分             で表しています。

徒歩で①サラキ岬チューリップ園

  ↓ 徒歩 徒歩20分            ①~④の通し番号はこの後紹介

13:06 釜谷駅発車              する順番です。

  ↓ 列車

13:18 茂辺地駅

  ↓ 徒歩 5分

ブルートレイン北斗星見学

  ↓ 徒歩 5分

14:08 茂辺地駅発車

  ↓ 列車

14:14 渡島当別駅到着

  ↓ 徒歩 20分

トラピスト修道院観光

  ↓ 徒歩 20分

15:40 渡島当別駅発車

  ↓ 列車

16:16 五稜郭駅到着

 

おまけ

東久根別

 

 

では、それぞれの見どころの紹介をしたいと思います!

 

①サラキ岬チューリップ園

 

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泉沢駅釜谷駅の中間に位置しているサラキ岬は、幕末に活躍した咸臨丸が沈没した場所に近いところにあります。

 

咸臨丸のモニュメントがとても目立ちますが、5月中は色鮮やかなチューリップを堪能することができます。

 

ゴールデンウィークがぴったり季節的に当てはまるので、5月に函館に訪れた際は、

ぜひ、五稜郭の桜だけではなく、このサラキ岬のチューリップを見ることをお勧めします!!!

 

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このように何種類もの色のチューリップが所狭しと咲いており、とてもきれいでした。

 

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チューリップにカメラのピントを合わせて奥にある風車と咸臨丸のモニュメントをぼかして写真を撮ってみました。

 

かなりフォトジェニックな写真が撮れます。

 

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遠くから見ても美しいですが一つ一つの花に焦点を当てて観察しても

やはり色鮮やかであると感じます。

 

 

 

色鮮やかなチューリップや、岬から見える海の景色が、とても癒される場所であると感じました。

 

 

ブルートレイン北斗星

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茂辺地駅から徒歩数分で目の前に現れる2両の青い車両は、かつて上野駅と札幌駅を結んでいた豪華寝台列車北斗星に使われていたブルートレインの客車です。

 

私は鉄道が好きなので、小さいころから知っていましたが、この列車自体かなり有名なので、特に関東に住んでいる人は、北海道に旅行に行く際に乗ったことのある人も多いかと思います。

 

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塗装ははがれてきていますが、車両自体はかなり大きく、ずっしりしているので、

近くで見ると迫力満点です。

 

また、青空と、車両の青色がとてもマッチしていて、写真に収めてもとても映えますね!

 

方向幕も「札幌」行のままであるため、今にも動きそうな感じがしてたまりません!

 

 

 

トラピスト修道院

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修道院をモチーフにした最寄り駅、渡島当別(おしまとうべつ)駅で下車をし、少し歩くと、風景が一転、まるでヨーロッパのような景観が現れます。

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このような、一直線で両サイドには木がきれいに並んで生えています。

まるでヨーロッパ宮殿に通じるかのような通りを感じさせます。

 

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道の両サイドには広大な野原が広がっており、まるで今自分が海外にいるような錯覚を

覚えます。

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長い長い通りを抜ければ修道院が現れます。

ここは明治時代に創立された日本で最初のカトリック男子修道院です。

修道院の中には入ることができませんが、外観は見ることができます。

函館は、日本が開国した際の、開かれた港の一つとなっていたため、函館市内も含めて、外国様式の建物が非常に多いのが特徴です。

 

また、この修道院で売られているアイスクリームが有名です。

私は訪問時、お腹が空いていなかったため、食べられませんでしたが、

読者の皆さんは訪れた際にぜひ召し上がることをお勧めします!!

 

 

東久根別駅 (おまけ)

 

一通り沿線の観光を終え、夕方に五稜郭に戻ってきた後、余裕があれば

2駅離れた東久根別駅に訪れてみることをお勧めします。

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下車すると、小さくてコンテナのような駅舎が特徴的です。

 

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駅のホームから木古内方面を眺めると住宅街で視界が開けているので、

夕日の中で去っていく列車がとてもいい風景です。

 

私は偶然写真を撮りましたが、期待以上に良い写真が撮れたため、今回

皆さんに紹介したいと思いました。

 

 

 

〇最後に

いかがでしたでしょうか。北海道南部を走る短いローカル線ですが、海岸線の美しい車窓や、きれいなチューリップ、異国間満載の修道院など、見どころが集まっているローカル線であると私自身感じました。

 

また、朝の五稜郭の10時30分ごろに発車する電車に乗車すると、ガイドさんが乗車しており沿線の見どころについて丁寧に教えてくださいました。

 

今回紹介したところ以外でも、地元の方々が植えた花などが線路脇に咲いていたり、

きっぷの販売を地元の方々が行っていたりと、地元と密接につながっている路線であると感じました。

その点で、観光していてとても温かい気持ちになれる、そんな路線でした。

 

みなさんも函館に訪れた際に、時間があればぜひ沿線の見どころを堪能してくださいね!!

 

今回のブログは以上です。閲覧していただきありがとうございました。